物価変動国債の仕組みを理解しよう

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2015年1月から個人にも解禁される物価連動債券

水曜日の日経新聞に分かりやすい解説があり、理解し易かったので記事にします

来年から購入出来る物価連動債券の特徴

◆連動する物価指数は消費者物価指数(CPI)のうち、変動の大きな生鮮食品を除いた総合指数、通称「コアCPI」に連動。

◆今回から発行する債券は国が元本を保障する商品

簡単に言うと

額面100円の金利1%の物価連動債券があったとします

物価が年2%上昇すれば

額面が100円→102円になり金利は1%のままだが、額面が2%増えるので金利収入は増える

★用語・・・・想定元金額(そうていがんきんがく)

物価上昇に応じて変動した元金額を想定元金額という

10年後に20%消費者物価指数(CPI)が上昇していたら、想定元金額は120円になりそれが償還金額となり返ってくる

逆に物価が下落した場合には想定元金額が減少し、金利収入も減る

ただし、2013年度から発行した債券からは額面金額を下回らない

インフレになれ償還金額と利子は増えデフレになっても額面は保障される国債

これを見るとお得な商品のようだが、当然だがリスクもあります


★額面価格と発行価格は違う

マーケットは当然だが、将来の市場価格を織り込んで現在の価格を決めるわけですから

将来のインフレを予想する人が多ければ、価格は高くなります

ですから、額面100円の債券を100円で買えることはまずありません

仮に110円で市場取引をされているとします

しかし、将来のインフレ率が市場の予測を下回ることことになれば債券価格は下落することになります

ちなみに第19回物価連動債券の発行価格は108円(額面100円)

10年平均で1.2%程度の物価上昇を織り込んだ水準になっている

仮に個人投資家がこの債券を108円で購入するとして、今後の10年間、全く物価が上がらなかったとすると、10年間の利子と償還金額は101万円となり7万円の損失となる

あくまで保障するのは額面額で元本ではない


★インフレなき金利上昇もありえる

インフレになれば、景気回復に伴い物価と金利が同時に上がると思う人が殆どだと思うが

インフレなき金利上昇も十分ありうる

景気の足取りが鈍いまま、国の財政不安などを背景に国債価格が下落(金利が上昇)する場合など

物価連動債は規定元金額が増えず、金利上昇で債券価格が下がるという2重のダメージを受ける

このようなリスクに備える商品として

そうです!!

利率が長期金利(10年物国債)に連動する個人向け10年変動国債が有効とのこと

逆に言うと、物価が上がり、金利が上がらないor下がると物価連動債券の方が有利になる

私は、元本保証された物価連動債券って、個人向け10年変動国債とどこが違うのか?

と疑問に思っていましたが、このような時に有効だと理解しました

つまり

インフレに備える商品→物価連動債券

金利上昇に備える商品→個人向け10年変動国債

この2つの商品を購入することは分散投資になることになります


★どのような時に2つの商品が有利or不利になるか

物価長期金利物価連動債券個人向け10年変動国債
上昇上昇
上昇横ばいor低下×
低下上昇×
低下横ばいor低下××


ちなみに市場は日銀が目標とする2%の物価上昇には懐疑的とのこと

個人的には生債券はNISA口座で購入できないから

投信で購入したいのですが、良い商品がないんですよね

どれも償還期間があったり毎月分配金投信であったりするものばかりです




★登録した金融機関などの口座が一括管理でき、とても便利なサイトです お勧めです






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